事業内容BUSINESS
NEW BUSINESS新規事業
充填効果の評価
免震構造におけるベースプレートの下面と充填材充填用空間に充填される充填材との境界にできる空気溜まりや沈降により、充填が困難となることがよくあります。
通常、事前に施工実験を行い、その充填率を確認することが要求されます。
弊社では、充填率(接地面積率)の測定方法として、デジタルカメラにより試験体表面を撮影。
その画像を空隙、接地部、その他に分類して色分でマーキングを施し充填率を集計します。
【充填率の算出方法】
充填率(%)=100-
×100
空隙画素数(px)
各エリア画素数(px)-控除部分の画素数(px)
充填率の判定は、アイソレータ部領域で充填率の判定基準は 95%以上、それ以外の領域で充填率の判断基準を90%以上とする。
【作業の様子】
■全面積
■空隙等マーキング
■充填箇所ヒストグラム
【充填率の判定例】
エリア No. |
ピクセル数 | 空隙率D=C/(A-B) | 充填率 100-D | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1/4面積 A |
ボルト孔等 の控除部B |
空隙面積 C |
4分割 (%) |
全体 (%) |
4分割 (%) |
合否 | 全体 (%) |
合否 | |
(1) | 454,176 | 37,317 | 6,268 | 1.5 | 2.08 | 98.5 | 合格 | 97.9 | 合格 |
(2) | 450,241 | 54,046 | 11,494 | 2.9 | 97.1 | 合格 | |||
(3) | 450,237 | 38,110 | 4,465 | 1.08 | 98.9 | 合格 | |||
(4) | 409,599 | 30,812 | 10,789 | 2.85 | 97.2 | 合格 |
お問い合わせCONTACT
調査のご依頼やご相談・採用情報に関するお問い合わせは
こちらよりお気軽にご連絡ください。