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杭の健全度試験
杭の健全度試験は、Pile Integrity Tests と呼ばれ、場所打ち杭の施工後の品質管理(杭長、杭の断面形状の確認)を行うことを目的として考案されたものです。
この試験方法は、杭の頭部をハンマーで軽打し、その波の応答を調べることにより、杭の健全度を判定するもので、特に、場所打ちコンクリート杭の施工管理等に使用されています。
■調査内容
- ・杭の長さ測定
- ・杭の健全性(断面拡大・減少の有無)
- ・杭の欠損(亀裂・クラック等)
【測定機器】
■Pile Dynamics社製(米国)PIT-X
■模式的な測定波形
【判定方法】
データの評価は、計測した加速度を速度波形に変換(加速度波形を積分)し、その波形の反応から長さ、形状変化、損傷等を読み取る。
その波形の乱れの有無により、健全度を評価する。
■良好(健全)な杭の場合
先端からの明瞭な反射波が得られ、欠陥が認められない
■不良な杭の場合
深刻な欠陥の兆候として、先端からの反射が全く得られてない
(詳細な確認調査が必要)
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